📌 この記事のポイント

車両保険が必要かどうかは、車の価値と修理費を自分で払えるかどうかで判断できます。新車やローンが残っている場合は加入をおすすめしますが、古い車や市場価値が低い車は外しても問題ないケースがあります。この記事では、あなたの状況に合った判断基準をお伝えします。


この記事はこんな方向けです:

  • ✓ 車両保険を付けるか迷っている
  • ✓ 保険料を抑えたいが、外して大丈夫か不安
  • ✓ 新車・中古車・軽自動車で判断基準を知りたい
  • ✓ 一般型とエコノミー型の違いがわからない

車両保険とは(30秒でわかる概要)

車両保険は、自分の車が損傷したときの修理費を補償する保険です。

補償される主なケース:

  • 他の車との事故
  • 単独事故(電柱にぶつけた、ガードレールに接触など)
  • 盗難
  • 台風・洪水・雹(ひょう)などの自然災害
  • いたずら・落書き
  • 飛び石による損傷

車両保険のコスト目安: 車種や条件によりますが、車両保険を付けると保険料が年間2万〜5万円程度高くなるのが一般的です。


車両保険が必要な人

以下のいずれかに当てはまる場合は、車両保険への加入をおすすめします。

新車を購入した人

新車は修理費が高く、事故による価値の低下も大きいです。購入から3〜5年程度は車両保険を付けておくと安心です。

ローンが残っている人

車が全損(修理不能)になった場合、ローンの残債だけが残ります。車両保険があれば、保険金でローンの返済に充てることができます。

修理費を自費で払えない人

車の修理費は、板金修理で10万〜30万円、バンパー交換で5万〜15万円が目安です。この金額を貯蓄から出すのが難しい場合は、車両保険の安心感は大きいです。

運転に不安がある人

免許を取って間もない方や、運転頻度が少ない方は事故のリスクが相対的に高くなります。


車両保険がいらないケース

逆に、以下に当てはまる方は車両保険を外しても合理的です。

車の市場価値が低い場合

年式が古い車や走行距離が多い車は、市場価値(時価額)が低くなります。車両保険の保険金額は市場価値が上限なので、たとえば市場価値が30万円の車に年間3万円の車両保険を払うと、10年に1回事故を起こしてトントンという計算になります。

目安: 車の市場価値が50万円以下なら、車両保険を外すことを検討してもよいでしょう。

修理費を自費でまかなえる場合

「10万〜30万円の修理費なら貯蓄から出せる」という方は、車両保険を付けずにその分の保険料を節約するほうが、長期的には合理的な場合があります。

年式が古い場合(何年が目安?)

一般的な目安として:

  • 新車〜5年目:車両保険を付けることをおすすめ
  • 5〜10年目:エコノミー型に変更、または免責金額を高めに設定
  • 10年以上:車両保険を外すことも合理的

ただし、これはあくまで目安です。人気車種で市場価値が高い場合は、年式が古くても付けておく価値があります。


判断チェックリスト

以下の質問に答えると、あなたに車両保険が必要かどうかの目安がわかります。

質問はい →いいえ →
車は新車または購入から5年以内?加入をおすすめ次の質問へ
ローンの残債がある?加入をおすすめ次の質問へ
車の市場価値は50万円以上?加入を検討外しても合理的
修理費10〜30万円を自費で払える?外しても合理的加入をおすすめ
運転頻度が高い or 運転に不安がある?加入を検討外しても合理的

新車 vs 中古車 vs 軽自動車で判断は変わる

項目新車中古車軽自動車
車両保険の必要度高いケースバイケースケースバイケース
おすすめの種類一般型エコノミー型 or なしエコノミー型 or なし
判断ポイント購入価格が高い、ローンあり市場価値しだい修理費が比較的安い
保険料の目安(年間追加)+4万〜6万円+2万〜4万円+1.5万〜3万円

新車の場合

新車購入から3〜5年は一般型の車両保険をおすすめします。修理費が高く、事故による価値低下も大きいためです。5年経過後は、エコノミー型への変更や免責金額の引き上げで保険料を抑える方法もあります。

中古車の場合

ポイントは車の市場価値です。市場価値が高い中古車(人気車種、低走行距離など)なら車両保険は有効です。市場価値が50万円を切るようなら、車両保険を外して保険料を節約するほうが合理的かもしれません。

軽自動車の場合

軽自動車は普通車と比べて修理費が安い傾向があります。ただし、新車の軽自動車は150万〜200万円する車種も多いので、新車なら車両保険を付けておくほうが安心です。


車両保険の種類と選び方

一般型とエコノミー型の違い

項目一般型エコノミー型(車対車+A)
他の車との事故
盗難
台風・洪水・雹
いたずら・落書き
飛び石
単独事故(電柱・ガードレール)
当て逃げ
保険料高い一般型より30〜40%安い

エコノミー型のポイント: 「自損事故」と「当て逃げ」が補償対象外になる代わりに、保険料が大幅に安くなります。運転に自信がある方や、単独事故のリスクが低い方にはコストパフォーマンスの良い選択肢です。

免責金額の設定

免責設定1回目の自己負担2回目以降の自己負担保険料への影響
0-0万円0円0円最も高い
5-5万円5万円5万円やや安い
5-10万円5万円10万円安い
10-10万円10万円10万円最も安い

おすすめ: 5-10万円の設定がバランスが良いです。小さな傷は自費で対応し、大きな事故のときだけ保険を使うという考え方です。


車両保険のコストシミュレーション

車両保険を付けた場合と付けない場合で、5年間のトータルコストを比較してみましょう。

30歳・フィット(新車200万円)・20等級の場合

項目車両保険あり(一般型)車両保険なし
年間保険料約6万円約3万円
5年間の保険料合計約30万円約15万円
5年間の差額約15万円の節約

この15万円の差を「安心のための費用」と考えるか、「自分で修理費を払ったほうが得」と考えるかは、あなたの経済状況とリスク許容度しだいです。

※金額はあくまで参考値です。実際の保険料は条件により異なります。


よくある質問

Q. 車両保険を使うと等級は下がる?

はい、車両保険を使うと原則として翌年の等級が下がります。事故の種類によって「3等級ダウン事故」「1等級ダウン事故」「ノーカウント事故」に分かれます。盗難や自然災害は1等級ダウン、相手のある事故は3等級ダウンが一般的です。

Q. 途中で車両保険だけ外せる?

はい、契約期間中でも車両保険だけを外すことは可能です。保険会社に連絡して手続きを行います。外した時点から保険料が下がります。

Q. 自然災害(台風・洪水)はカバーされる?

一般型・エコノミー型のどちらでも、台風・洪水・雹・竜巻などの自然災害による損害は補償されます。ただし、地震・噴火・津波は原則として補償対象外です(特約で対応できる場合あり)。

Q. 車両保険の保険金額はいくらに設定すべき?

車両保険の保険金額は、車の市場価値(時価額)に基づいて設定されます。保険会社が提示する範囲内で設定するため、自由に決められるわけではありません。新車の場合は購入価格に近い金額、年式が古くなると市場価値に応じて下がります。


判断に迷ったら

車両保険を付けるかどうか迷ったときは、車両保険あり・なし両方の見積もりを取って、金額差を確認するのが最も確実です。

年間の差額が1万円なら付けておく価値は高いですし、5万円の差なら外すことを検討する余地があります。金額を見てから判断すれば、後悔しにくい決断ができます。


まず見積もりで金額を確認してみましょう

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