自賠責保険とは?

自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、法律で加入が義務付けられた保険です。車検を受ける際に必ず加入が必要で、交通事故で他人を死傷させたときに最低限の賠償を補償します。人身被害のみ(対物損害は対象外)で、補償範囲は上限が定められています(例:死亡1名につき3000万円まで)。この保険があることで、自動車事故の被害者の最低限の救済が保障されています。


自賠責保険の補償内容

自賠責保険は以下のように補償します:

  • 対人賠償: 被害者1名あたり死亡3,000万円、後遺障害2,000万円まで(程度に応じ区分あり)。重傷の場合は1名につき120万円が上限。
  • 被害者への治療費・慰謝料: 実際の治療費、休業損害、慰謝料が上限内で支払われます。
  • 物損は対象外: 自賠責では他人の車や建物の損害は一切補償されません。物損は任意保険の対物補償でカバーします。

たとえば、自賠責だけでは被害者の生活費や休業損害などはすべて賄えない場合があります。その際は加害者の任意保険が不足分を支払う仕組みです。


加入手続きと有効期間

  • 加入方法: 自動車購入時や車検時にディーラーや整備工場で手続きします。料金は使用年数(24ヶ月、25ヶ月など)で決まります。
  • 有効期間: 原則24ヶ月ですが、新規登録車は37ヶ月までまとめて入れます。車検前に必ず切り替えが必要です。
  • 証明: 自賠責の加入証明書は車検証と共に保管します。万一の事故ではこれが被害者救済に必要な書類となります。

任意保険との違い

自賠責保険は「最低限の補償」です。車や物損は一切補償しません。任意保険に加入することで初めて真の意味で全方向の保護が得られます。たとえば、以下の通りです:

  • 人身事故: 自賠責上限は3,000万円だが、賠償額がそれを超えると任意保険が肩代わり。

物損事故: 自賠責は補償なし → 必ず任意保険の対物補償が必要。


未加入時のペナルティ

  • 違反点数: 無保険運行は違反点数6点(免許停止以上)になります。
  • 罰金: 大型車〜小型車にかけて20万〜無制限の罰金。
  • 刑事責任: 重大な事故の場合、危険運転致傷罪など刑事罰の対象になることもあります。

自賠責未加入は絶対に避けるべきです。車検を通すためにも、必ず期限内に更新しましょう。

「車検・保険の相談はこちら」(記事末にディーラーやCantan保険プランの案内)


FAQ(よくある質問)

  • Q: 自賠責保険の期間満了とは?
    A: 有効期間が切れる1ヶ月前から次の契約が可能です。車検前に必ず切替手続きをしてください。
  • Q: 自賠責は何日間有効?
    A: 新規登録車は37ヶ月契約が可能。継続時は通常24ヶ月が基本です。
  • Q: バイクの自賠責との違いは?
    A: バイク(原付含む)の自賠責は加入義務は同様ですが、保険料や補償額が車のものとは異なります。事故の際は対象車両に応じた契約が必要です。
  • Q: 自賠責のみで運転すると実際にはどうなる?
    A: 痛ましい事故が起きた場合、自賠責の限度額を超える損害が出ても、その超過分は自己負担になります。物損は一切カバーされません。
  • Q: 中古車購入時の自賠責はどうなる?
    A: 中古車購入時に残り期間を引き継ぐか、新規で同等期間に再加入する必要があります。手続きは販売店などで案内してくれます。

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